TOTOユニットバスに合う風呂ふたの選び方

バスルームに設置する浴槽の種類は、在来工法で使用する浴槽単体と洗い場付き浴槽、ユニットバスの浴槽があります。それぞれの浴槽のタイプに合わせたお風呂のふたがあります。

浴槽単体製品

浴槽単体の場合、「軽量把手付き組み合わせ式ふろふた」と「軽量把手付きシャッター式ふろふた」の2種類があります。組み合わせ式風呂ふたには、把手が2枚に1か所ずつ付いているので持ちやすい構造になっています。また、収納に便利な風呂ふた用フックが別途準備されているので、必要な場合は設置することができます。

ユニットバス

バスルームのセット品ユニットバスには、住宅用の高級仕様の「スプリノ」、普及仕様の「サザナ」、その他、ホテル・病院、リフォーム用などのシリーズがあります。高級仕様のスプリノの場合、保温力に優れた二重断熱構造になっている魔法びん浴槽と断熱風呂ふたを使用することにより、6時間で約2℃しか下がりません。

材質は発泡ウレタンで、収納方法は2枚の場合と3枚の場合で風呂ふたフックの設置方法が異なります。普及タイプの場合、シャッター式の「シャッターふた」が基本仕様となっていますが、オプションやバスルーム設置後、単品で断熱仕様の浴槽を選ぶこともできます。魔法びん浴槽ライトの場合、浴槽断熱と断熱風呂ふたを使うことで、4時間で約2℃の低下に抑えることができます。

市販の風呂ふたは使える?

浴槽のふちに凹凸があったり、浴槽の外側の形に局面があるような場合には、TOTOの浴槽専用風呂ふたが必要です。長方形の風呂ふたを載せても落ちないフラットな浴槽であればホームセンターで売っている市販風呂ふたでかまいません。また、浴槽の上面がやや湾曲している浴槽の場合、シャッタータイプ(巻きふた)に限って市販の風呂ふたも使うことができます。

魔法びん浴槽には専用の断熱ふたを

魔法びん浴槽は、浴槽だけでなく、風呂ふたも保温性が高い専用の断熱ふたになっているので、市販の風呂ふたは向いていません。市販のふたを使うと、保温効果が低く徐々に温度が低下します。そうすると、せっかくの魔法びん浴槽の性能は発揮できなくなってしまいます。

こういう浴槽には専用のふたが必要です。(下の写真)

専用ふたが必要な風呂

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