シャッタータイプ風呂ふた(巻きふた/ロールふた)の選び方
シャッタータイプは力を入れずに巻ける、開け閉めが楽なふたです。開け閉めが楽なので、子供や高齢者のいる家庭にもお勧めです。ロールふた、巻きふたともいいます。このページでは、シャッタータイプ風呂ふたの選び方や、他の種類の風呂ふたとの違いを紹介します。
小さめの浴槽に人気
シャッタータイプは定番の風呂ふたですが、特に、一人暮らしやカップル・新婚夫婦向けのマンションやアパートなど、小さめの浴槽には、このタイプの風呂ふたが定番です。コンパクトにたため、入浴中も浴槽の上に置いたままにできるため、邪魔になりにくいのがメリットです。
折りたたみタイプとの違いは?
シャッタータイプ似ている「折りたたみタイプ」と迷う方もいますが、この2つは似たように見えて、使い勝手に違いがあるので、どんな使い方をしたいか考えて選ぶとよいです。
最後まで軽いので子供や高齢者にも使いやすい
シャッタータイプも折りたたみタイプも、どちらも軽くてコンパクトですが、シャッタータイプは、転がして巻き終わるまで、軽いままなので子供や高齢者がいる世帯におすすめです。折りたたみタイプは、たたんでいくとだんだん重くなっていきます。
床に立て掛けられる
折りたたみタイプとの最大の違いは、シャッタータイプは、巻いた状態で床に立つことです。
折りたたみタイプは、入浴するときには、浴槽の上に畳んで置くという使い方しかできませんが、シャッタータイプなら、床に立てても良し、浴槽の上に巻いておいても良しと、入浴中の使い方に違いがあります。逆に、子供と一緒にお風呂に入る家族の場合は、床にしか置けずに邪魔になることもあります。
よい商品を選ぶコツ
シャッタータイプの風呂ふたを選ぶ際のポイントを紹介します。
「巻き戻りにくい」タイプを選ぶのがよいです。
使ったことがある人なら知っていると思いますが、巻いたフタが戻ってきてしまうことがあります。シャッタータイプ最大の弱点です。ですが、最近売られている「巻き戻りにくい」タイプなら、巻いたふたが戻ってくるイライラとは無縁です。シャッタータイプの風呂ふたを選ぶなら、これは思いのほか重要なポイントです。
でこぼこの部分が三角に近いほどコンパクト
巻いた時に小さく省スペースになるものがよいです。下の写真を見るとわかりますが、シャッターの波の部分が三角形(△)に近いほうが、台形のものよりコンパクトに巻けて、入浴中に邪魔になりません。
そんなわけで、例えばニトリやアイリスオーヤマの製品はおすすめしません。
カビや汚れがつきにくいものを選ぶ
シャッタータイプは、洗いにくいのが弱点。へこんでいる部分に水がたまってカビも発生しやすい上に洗いにくいので、防カビ加工のしてあるものが良いです。「防カビ加工、銀イオン加工、撥水加工」といった加工が施されているタイプは、汚れやヌメリがつきにくくなっています。
当サイトおすすめのシャッタータイプ風呂ふた
当サイトで紹介したシャッタータイプ風呂ふたを選ぶポイントを満たしているものを紹介します。
どちらも国内の代表的な風呂ふた専門メーカー2社、オーエ社、東プレ社の製品です。そのほか中小メーカーからもシャッタータイプのフタが販売されていますが、この2社の製品なら選ぶポイント(軽さ、水はけ、巻き戻りにくさ)などの性能で失敗することはありません。
<1位>東プレ イージーウェーブ 価格:4000円程度
風呂ふた専門メーカーで一番有名な東プレの製品です。拡大画像を見てみるとわかりますが、他社の巻きふたでよくある台形型のでこぼこがなく、ウェーブフォルムでジャバラ状の溝が滑らかな曲線になっています。そのため、巻いた時にコンパクトで、お手入れするときもスポンジで軽く洗い汚れを取り除くことができます。 「軽い」「巻き戻りにくい」「巻いたときにコンパクト」「汚れが付きにくい」「洗いやすい」と、シャッタータイプのツボをしっかり抑えた製品です。カラーはメタリックグレーのほかに、ホワイト、ブルー。予算さえ合うならこれを買うとよいでしょう。 |
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<2位>オーエ 風呂ふた 防カビ加工価格:2000円程度
東プレと並ぶ、風呂ふた専門メーカーのオーエ社の製品。こちらは、サイズにもよりますが、1800円台から買えるので、とにかく値段が安いものがいいという方向けの巻きふたです。 カタチや雰囲気は見たままの、昔ながらの巻きふたで、アイボリーのシンプルなカラーが清潔感があります。防カビ加工がついているので、ある程度のカビは防ぐことができます。ただし、巻いた時にコンパクト、掃除がしやすいといった、巻きふたの使い勝手は期待してはいけません。 |
専用ブラシ
シャッタータイプの風呂ふたは、波状になっているので、洗いにくいと思う人には、専用のブラシも売っていますので、探してみてください。100円均一でも売っています。